【2026年版】同志社大学英語の傾向と対策|必要なレベルとおすすめ勉強法

同志社大学を目指す受験生にとって、英語はほぼ全員が避けて通れない最重要科目です。
しかも、ここ数年の入試を見ると形式が安定している一方で、きちんと対策している人とそうでない人の差がはっきり出る試験になっています。
この記事では、2025年までの入試情報をもとに、2026年入試を受ける人向けに
- 試験の基本情報
- 出題傾向と大問別の対策
- 必要なレベルと目標点
- 時期別の勉強ロードマップ
- 参考書の選び方と毎日続けるコツ
までをまとめていきます。
1. 同志社大学英語の基本情報
試験時間・配点・構成
多くの学部・方式で、英語は次のような形式になっています。
- 試験時間:100分
- 配点:200点満点
- 一部方式(理工・生命医科学の数学重視型など)では100点換算
- グローバル・コミュニケーション学部英語コースでは250点換算の場合あり
- 大問数:3題構成
- 大問1:長文読解
- 大問2:長文読解
- 大問3:会話文(+和文英訳)
大学公式の講評でも、「長文二題(計150点)+会話文一題(50点)」という構成が毎年続いていると明言されています。
解答形式の特徴
- 基本は選択式(マーク・記述選択)が中心
- ただし、
- 長文のどちらか一題に英文和訳
- 会話文の最後に和文英訳(1〜2行程度)
が含まれます。
つまり同志社英語は、
「長文を速く正確に読む力」+「英語⇔日本語を書いて表現する力」
の両方が求められる試験だといえます。
2. 出題傾向のざっくりイメージ
大問1・2:長文読解2題
- 語数:1題あたり800〜1000語前後
- テーマ:
- 人文・社会・教育・文化・自然科学など、かなり幅広い
- 設問形式の例:
- 空所補充
- 同義語・言い換え表現
- 指示語(this, that, it など)の内容説明
- 文整序・英文完成
- 内容一致
- 英文和訳(どちらか一題)
ポイントは、「特定分野の知識」が必要なわけではなく、英文の流れをつかむ読解力+語彙力で勝負するタイプということです。
大問3:会話文+和文英訳
- 分量:やや長めの会話文+設問
- 内容:日常会話〜大学生活・海外生活など
- 設問形式:
- 空所補充
- 内容一致
- 会話の流れを考える問題
- 最後に和文英訳(短文)
会話文といっても雑談問題ではなく、文脈を追って話の流れをつかむ力が必要です。
3. 必要なレベルと目標得点
各種予備校・塾の分析をまとめると、同志社英語は「関関同立の中でもやや難しめ〜難しめ」の位置づけです。
ざっくりした目安は次の通り:
偏差値・実力イメージ
- 模試偏差値:55〜62.5あたり(河合塾-全統模試)が射程
- 共通テスト英語:安定して8割以上欲しい
- 私大標準長文(MARCHレベル)で6〜7割以上取れるとスタートライン
目標点数のイメージ
- 受験者平均:7割前後
- 合格者は8割前後を取っているとされる分析が多い
安全圏を狙うなら、
- 目標:160点/200点(8割)
- 下回っても最低ライン:150点前後
を1つの基準にしておくと良いです。
4. 大問別の具体的な対策
大問1・2:長文読解の攻略
(1) 読む順番と時間配分
100分の中で、長文は2題で150点分あります。
目安としては:
- 大問1:35分
- 大問2:35分
- 大問3:20分
- 残り10分:見直し・空欄チェック
この「上限時間」を決めて、本番で絶対に超えない練習を普段からしておきましょう。
(2) 読解力アップの勉強法
- パラグラフごとに要約する癖をつける
- 各段落について、「この段落の要点」を日本語で一行メモする
- 例:「問題提起」「例を使って説明」「反論」「結論」など
- 接続語と論理の流れに注目
- however, therefore, in contrast などの前後で
「筆者の主張や評価がどう変わっているか」を意識する
- however, therefore, in contrast などの前後で
- 設問パターンに慣れる
- 空所補充:前後の文脈・文法から候補を絞る練習
- 内容一致:
- まず本文側の論点をざっくり整理
- それから選択肢を1つずつ照合
(3) 英文和訳の対策
- SVOC(主語・動詞・目的語・補語)をはっきりさせる
- 修飾語(関係詞・分詞構文・前置詞句など)をかっこでくくる
- とりあえず直訳気味に日本語にしてから、あとで自然な文に整える
和訳は「最初からきれいな日本語を出すもの」ではなく、「英語の構造を正確に読み取れるか」を見る問題と考えて OK です。
大問3:会話文と和文英訳の攻略
(1) 会話文の読み方
- 「誰が誰に何を言っているか」を追いかける
- 賛成・反対・提案・謝罪など、発話の役割を意識する
- Yes/No質問に対して不自然な返事になっていないか確認する
共通テストの会話問題や、会話系の問題集を使って、
「会話の流れを読む練習」をしておくとスムーズです。
(2) 和文英訳のコツ
- 難しい単語を使う必要はない
- 中学〜高1レベルの単語・文法をミスなく使う方が評価される
- 1文が長すぎる場合は、2文に分けてもOK
例えば、
「〜という理由でAはBに反対した。」
なら、
A opposed B because 〜 .
のように、シンプルな型に落とし込んでしまいます。
5. 時期別・勉強ロードマップ(ざっくり)
高2〜高3春:基礎固めフェーズ
ここでやるべきことはシンプルです。
- 英単語:共通テスト〜難関私大レベルの単語帳を1冊決めて3周以上
- 文法:NextStage などの文法問題集を最低2〜3周
- 長文:共通テストレベルの長文を使って精読+音読
この段階での目標は、
「共通テスト形式の長文なら、時間内に8割は取れる」
くらいの力をつけること。
高3夏〜秋:同志社レベルに慣れるフェーズ
- MARCH〜同志社レベルの長文問題集にシフト
- 英文解釈の教材で構文解釈を強化
- 短文の和文英訳を毎日数問書く習慣をつける
この時期に、同志社の過去問に軽く触れておくのもおすすめです。
最初はボロボロでもOKなので、「形式・語数・雰囲気」を体で覚えるつもりで。
直前期(12〜2月):過去問で仕上げるフェーズ
- 志望学部の過去問を3〜5年分、本番と同じ時間で解く
- 間違えた問題は「なぜ間違えたのか」をノートにまとめる
- 新しい参考書に手を出すより、
いま持っている教材・過去問の復習を最優先にする
6. 参考書の選び方と「毎日続けるコツ」
参考書の選び方(例)
あくまで一例ですが、組み合わせとしてはこんなイメージです。
- 単語
- 『ターゲット1900』や『システム英単語』などから1冊
- 文法
- 『Next Stage』『Vintage』『スクランブル』などから1冊
- 構文
- 『英文解釈の技術70』など、解釈系を1冊
- 長文
- 『やっておきたい英語長文 500・700』
- 『ポラリス英語長文[2,3]』 など
一番大事なのは、「数を増やすこと」ではなく「決めたものをやり切ること」です。
毎日続けるための工夫
同志社レベルの英語力をつけるには、「たまに頑張る」よりも「毎日少しずつ積み上げる」方が圧倒的に効きます。
- 単語・熟語・文法は1問1答形式でテンポよく回す
- 「今日は何をやるか」を毎回考えるのではなく、
ロードマップやアプリであらかじめ決めておく - スキマ時間(通学・休み時間)を、単語と短文英作の時間にする
こうやって「勉強を始めるまでのハードル」を下げておくと、
モチベに左右されずに継続しやすくなります。
おわりに|同志社英語は「準備した人から順に取れる」科目
- 100分・3題構成・配点200点
- 長文2題で150点、会話文1題で50点
- 英文和訳と和文英訳が毎年出題される
- 合格を狙うなら8割(160点)を目標に
形式が大きく変わらず、出題範囲も極端ではない分、
正しい方向でコツコツ積み上げた人ほど有利になる入試です。
「今の自分のレベル」と「目標の同志社英語」をつなぐロードマップを作って、
今日から少しずつでも進めていきましょう。


