【2026年度】明治大学の英語 傾向と対策分析|MARCH最難関を突破する「速読」と「学部別」攻略の鉄則

【2026年度】明治大学の英語 傾向と対策分析|MARCH最難関を突破する「速読」と「学部別」攻略の鉄則
「MARCHの中で、頭ひとつ抜けて難しい」 「倍率も人気もトップクラス」
それが明治大学です。早慶の滑り止めとして受ける層と、明治を第一志望にする層が激突するため、合格難易度は非常に高くなります。
明治大学の英語を一言で表すなら、「王道の総合力勝負」です。 奇問や悪問はほとんど出ません。しかし、文章量が多く、制限時間がタイトです。さらに学部によって「文法重視」「長文重視」「融合問題」と傾向が異なるため、過去問分析なしに突撃するのは無謀です。
本記事では、2026年度入試を見据え、明治大学の英語で「合格点(7割〜8割)」をもぎ取るための共通戦略と、主要学部の特徴、そして具体的な学習ルートを解説します。
1. 敵を知る:MARCH最難関の「正体」
まずは全体像を把握しましょう。明治大学は学部によって試験時間や問題形式が異なりますが、共通する「核」があります。
基本スペック(全学部・主要学部平均)
- 試験時間:60分〜80分(学部による)
- 満点:100点〜150点
- 難易度:標準〜やや難(MARCHトップレベル)
- 形式:マークセンス主体(一部学部で記述あり)
- 構成:
- 長文読解:2〜3題(メインウェポン)
- 文法・語彙:独立問題または長文内での空所補充
- 会話文:学部により出題
明治英語の3大特徴
- 分量が圧倒的に多い
- 60分〜80分という時間に対し、読むべき英文の量が非常に多いです。「返り読み」をしている暇はありません。
- 「標準」レベルの完成度が異常に高い
- 単語や文法自体は、共通テスト〜MARCH標準レベルです。しかし、合格最低点が高いため、ケアレスミスが許されません。
- 学部ごとの「癖」が強い
- 全学部統一入試は標準的ですが、学部別入試では、例えば「経営学部」は文法重視、「国際日本学部」は特殊な長文が出るなど、対策の微調整が必要です。
2. 攻略の3本柱:速読・語彙・学部対策
明治大学に合格するためには、以下の3つの能力を極限まで高める必要があります。
① 「速読力」ではなく「速解力」
単に目を速く動かすだけではダメです。明治の長文は内容一致問題が細かいため、「内容を理解したままスピードを落とさない」力が必要です。
- 目安スピード:WPM(Words Per Minute)130〜150。
- 対策:長文を読んだ後に、必ず「要約」を頭の中で作る癖をつけてください。「結局、この段落は何を言っていた?」と自問自答しながら読むことで、設問を見た時の反応速度が上がります。
② 語彙の「深さ」
『ターゲット1900』や『システム英単語』の見出し語を覚えているのは当たり前です。明治では、そこから一歩踏み込んだ知識が問われます。
- 多義語:
observe(観察する / 遵守する / 述べる)、issue(問題 / 発行 / 号)など、文脈で意味を切り替える瞬発力が必須です。 - 派生語:動詞から名詞、形容詞への変化を問う問題が頻出です(特に商学部や経営学部)。
③ 学部別「傾向」へのアジャスト
志望学部が決まっているなら、その学部の「癖」を知りましょう。
- 政治経済学部:長文が非常に長く、テーマも硬い(社会科学系)。早稲田併願者が多いためハイレベル。
- 商学部:長文読解だけでなく、文法・語彙問題の比重が高い。知識の抜けがないように。
- 経営学部:文法・語法問題が独立して出る傾向。文法書のやり込みが点数に直結する。
- 国際日本学部:英語配点が高く、語彙レベルも高い。特殊な形式が出ることがあるので過去問必須。
- 全学部統一:標準的な長文と文法。癖が少ない分、高得点勝負(8割目安)になる。
3. 大問別アプローチ:長文の海を泳ぎ切る
長文読解:パラグラフ・リーディングの徹底
明治の長文は、論理展開がしっかりしています。 「抽象(主張)→ 具体(例)→ まとめ」の流れを意識して読むパラグラフ・リーディングが極めて有効です。
- 攻略テクニック: 設問のリード文(問い)を先に読みます。「何を探すべきか」を明確にしてから本文に入りましょう。本文全体を読んでから設問に行くと、内容を忘れて読み直すタイムロスが発生します。
文法・語彙:秒速で処理する
文法問題や空所補充問題は、「1問20秒」で解くのが理想です。 悩んでいる時間はありません。「知っているか、知らないか」の勝負に持ち込めるよう、普段の学習で即答トレーニングを行ってください。
会話文:口語表現のストック
会話文が出る学部では、独特の口語表現(Hang in there What a shameなど)が問われます。文法書の「会話表現」章をマスターしておけば十分対応可能です。
4. 推奨参考書ルート(明治合格への王道)
「一冊を完璧に」する武田塾スタイルが、明治攻略の最短ルートです。あれこれ手を出さず、以下を極めてください。
【第1段階:基礎固め(〜夏)】
明治への挑戦権を手に入れるフェーズです。
- 単語:『システム英単語』または『ターゲット1900』
- 2000語レベルまで必須。特に派生語・多義語まで完璧に覚えてください。
- 文法:『Vintage』または『Next Stage』
- 明治の文法問題対策の要。右ページの解説もしっかり読み込み、「なぜその答えになるか」を説明できるようにします。
- 解釈:『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』
- 長文を正確に読むための「SVOC振り」をマスターします。
【第2段階:長文演習と速読(秋)】
明治レベルの長文に対応する体力をつけます。
- 長文:『関正生のThe Rules 英語長文問題集 2〜3』
- 解説が詳しい本書で「論理展開」を学びます。
- 演習:『英語長文ポラリス 2(MARCHレベル)』
- 実戦形式の問題集。解いた後は、制限時間の半分の時間で読めるようになるまで音読を繰り返してください。音読こそが、明治の長文量に打ち勝つ唯一の武器です。
【第3段階:学部別対策(11月〜直前)】
- 過去問:『明治大学の英語(学部別)』(赤本)
- 第一志望の学部は10年分、併願学部は5年分解きましょう。
- 「政治経済学部を受けるが、商学部の過去問で文法練習をする」といった使い方も有効です。
5. 合格への年間スケジュール
【春〜夏(4月〜8月):土台作り】
- 目標:日大レベル・共通テストレベルの突破。
- 単語帳1冊、文法書1冊をボロボロになるまで繰り返します。
- 夏休み中に、易しめの長文(300〜500語)を毎日1題読み、精読(構文把握)の精度を上げてください。
【秋(9月〜11月):MARCHレベルへの挑戦】
- 目標:MARCHレベルの長文を時間内に読み切る。
- 『The Rules 3』『ポラリス 2』へ進みます。
- この時期から「時間を計る」ことを徹底します。常に「あと5分足りない」くらいの負荷をかけて脳をスピードに慣れさせます。
【冬・直前期(12月〜1月):過去問との格闘】
- 目標:志望学部で素点75%以上。
- 過去問を解き、自分の弱点(単語不足? 文法ミス? 読むのが遅い?)を分析します。
- 学部特有の問題(例えば国際日本の特殊な問題や、経営の文法など)を集中的に対策します。
- メンタル:明治の英語は量が多いので、途中で心が折れそうになりますが、「周りも苦しんでいる」と言い聞かせて最後まで手を動かし続けるメンタルを養ってください。
6. まとめ:明治合格は「事務処理能力」の勝利
明治大学の英語は、才能を問う試験ではありません。 膨大な情報を、正確かつ迅速に処理する「事務処理能力」が高い学生を求めています。
これは、大学入学後や社会に出てから求められる能力そのものです。 だからこそ、対策はシンプルです。
- 迷わない単語力をつける。
- 悩まない文法力をつける。
- 止まらない読解力をつける。
この3つをサボらず積み上げた受験生には、必ず御茶ノ水・和泉・中野キャンパスへの扉が開かれます。 憧れの「Meiji」ブランドを手に入れるため、今日からストップウォッチを片手に学習を始めましょう。
🚀 【今日からできるNext Step】
今すぐ手持ちの『システム英単語』を開き、「多義語(第5章)」をチェックしてください。 明治大学では、sentence(判決)、fine(罰金)のような、誰もが知っている単語の「別の顔」が長文のキーになることが多々あります。 まずはこの章を今日中に1周し、明治対策の第一歩を踏み出しましょう!


